銀の匙を投げない
療養としてのお休みをいただいてから3週間になる。
荒みまくってトゲトゲだった心はだいぶなめらかになってきた。
余力があるので家事や料理などを積極的に行うこともできている。
ただ鬱とイライラザワザワは治らない。
薬も効かないしそこは難しい。
大金を投じれば治ると保証されていればいくらだって出すけど残念ながらお金で完治はしない。
しかし絶望している場合でもない。
自分なりの上手く付き合っていくコツを掴むしかない。
コツを掴めばなんとかなることもあるはず。
諦めてしまうと結局自分がずっとしんどい毎日を送らなければならなくなってしまうし、ならば諦めないで根気強く上手なかわし方を探して見つけていく方が絶対に得策。
できないはずはない。きっと、必ずできる。
私にはぜひ頑張ってほしい。
20年間培ってきたもの、コツコツ積み上げてきたものはそう簡単には崩れないと先日気づいた。
5年かそこらのブランクでダメになってしまったりすっかり忘れてしまうようなそんな軽いものではない。
これからまたやっていく。
そう決めた。固く決心した。
そう思えるようになると途端に未来が明るい。
結局カギはそこにしかない、ずっとわかっていたけれどどうしても心がついてこなかったし苦しい時は拒否感が大きな壁のように立ちはだかっていた。
しかし雪が溶けるように少しずつ冷えすぎた心も溶かされていくものだなと思う。
それをどんなに待ち望んでいたか。
だから私は今とても嬉しいし感謝の念でいっぱい。
午前5時、今日のスタートラインに立つ。