三村エレジーは鳴り続ける

新年がどのようにめでたいのか、誰か説明してくれと思ったけれど説明されたところでまったく聞く気がない。

 

心療内科領域ではよく「気づき」などの言葉がやたら出てくるが、そこまでガチな気づきではなく、あ〜もう本当に懲りないな〜という程度の気づき。

執着というワードを使うとなんだかパーソナリティー障害感が強いので引きずりまくっているというのが一番その通りそのままかな。

 

元彼は私が7年通院している病院で理学療法士として勤務していて、私が脚を骨折して入院していた時のリハビリ担当だったところから恋愛に発展した。

別れてから何年も経つのに未だ私が彼の現在の動向を逐一知ることができるのは、隔週で彼の勤務先に通院しているというのもあるが、数年前にこの病院のHPが一新されたことが大きい。

リニューアルしたのをきっかけにスタッフ日誌なるものが掲載されるようになった。

あまり大きな病院ではないため、院内行事などの記事に載せられている写真には度々彼が写り込んでいる。

職員の中でも盛り上げ役であることもあり、つい先日開催されたクリスマス会の写真ではトナカイの着ぐるみを着て写っている写真が数枚あった。

 

他にもそれぞれの科ごとにスタッフ紹介のページもあり、リハビリテーション科のメンバーの写真も何度か更新されその度に、どの写真も全部かっこいいのですが…と泣きそうになってしまう。

 

彼がSNSをやっていなくてもこんなところから情報がどんどん入ってきてしまう。

私としてはスタッフ日誌、大変有り難いのですが、逆の立場だったら嫌じゃないかなあ。

でも私はこれからも覗いていきますので。残念ながら。

 

忘れる気が更々ないんです、どんなに悲しくてもきっとそれがすべての原動力になっているから。

今年も拗らせていきます。

はっはっは。